1.中国株を買う前に
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リスクは?

 やはり、第一に「中国株」のリスクってのが気になりますね。
 

 1.為替変動リスク

 中国株に限らず、海外の株を買えばどうしても考えなければならない問題ですね。自分が株を売買したときの為替相場がそのまま同じ(固定)だったら、余計な心配をしなくて済むのですが。こればっかりは、どう動くか神様でないと分かりません。。つまり中国株を保有すれば、
       
   株価の動きと為替相場の動き両方に配意する必要がある

ということになります。
 まめっちは
       
   日本の経済事情を考えれば、今後1ドル=100円を切る時代に突入して、そんな時期が何年も続く可能性は非常に低いんじゃないか

と思っています。なぜなら通貨価値は国力により変動するからです。そういう観点で考えると、中国元の価値は高まってくるとみるのが妥当かと。
 あと、株を購入後どんどん円安になれば、それだけで大きな利益になりますね(ただし、その時点で出金するならということです)。株の購入は、なるべく円高時にしたいものです。ちょうど今円高基調ですから、これから始める人には有利ですね。

 2.情報の信憑性

 株の銘柄を選別するとき、中・長期投資をする人が必ずチェックするのが、
       企業の安定度や将来性
ですよね。具体的には
       ・その企業がどの位の収益をあげたか
       ・借金はしているのか
       ・中国での企業評価はどうなっているのか
等々ですね。
 中国株で怖いのが、過去に
       上記の情報を表す数値には、偽ったものが
       使われていることがある
という風評があったことです。もちろん中国の企業に限った問題ではないのですが、相対的にそういうことが多い、ということで(偏見でしょうか。。)
 
 3.自分で見、聞き、感じること
 
 国内の企業であれば、企業の評価判断材料を得る機会も多いわけですが、日本にいればそれが数字などの情報に限られてきます。例えば、中国の石油を取り扱っているペトロチャイナ、そしてシノペックという企業がありますが、中国のガソリンスタンドは、この2社のものばかりだと、中国に住んでいる友人から聞いたことがあります。
 他にも、例えば中国に住んでいれば
       ・なんかビルはたくさん建つけど、収容率が
       非常に悪いなあ
       ・最近、不動産の株そろそろ売っちゃおう
       かなっていう人増えたなあ
なんてことが耳に入ってくるわけで。
 また、中国語が分からないと知り得ない情報も多くあります。例えば、企業ホームページとか、上記のペトロチャイナといった巨大企業の場合、英文のページは用意されていますが、日本語のページはなく、英文のページもない企業ホームページが多いです。

 4.中国は共産主義国

 近年中国はWTOにも加盟し、街中をモヒカン頭で闊歩する若者もいると聞きますが、どんなに経済、文化面で自由化されようと、中国が共産主義国であることに変わりはありません。国益の為、情報統制を徹底している国です。チベットの情報とか、中国国内からでは見れないらしいですよ。トップのなんらかの独裁的な判断により、結果的に一部の中国企業が損益を出してしまってもおかしくはありません。
 あと、短期的には気にする必要はないと思いますが、もし万が一日本が中国の敵対国となってしまうようなことがあれば、その際ずっと中国株を保有するのも危険かもしれません。まあそうなったら、株どころじゃなくなってしまいますが。ほんと、平和ってありがたいです。

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