3.買ってみましょう
本文へジャンプ  
銘柄の選択(企業分析)

 では、ファンダメンタルズ分析を用いて、実際に企業を分析してみます。
 分析に使用したデータは、「2006年上期版 中国企業情報 株式会社サーチナ発行」です。本の資料から読み取れるものだけ使用しています。

■ 優良とみなされる企業って

 本の中でA〜Eランクの内、最高ランクAがつけられている蒙牛乳牛(銘柄コード2319)を見てみました。分析してみようと思ったわけは
     
   本の評価で「A」
   BSを見ていたらちょうどこの企業の躍進ぶりを紹介していた
   モウギュウニュウギュウって、早口言葉みたいでおもしろい

すみません、鉄拳の説明みたいで。最後のは余計です。。まじめに見ていきます。

 まず、テレビでもやってましたが、注目すべきはその躍進ぶり。過去3年の純利益が

   18→164→319→475(予想)

といい感じで伸びております。

 自己資本比率はどうでしょうか?

    2004年6月:39.84%
    2005年6月:37,81%

 だいたい4割くらいですね。

 キャッシュフロー(CF)はどうでしょう?

              営業CF     投資CF     財務CF
    2004年6月:  172      -477      1586
    2005年6月:  703      -525      -5.4

 2004年6月16日に上場でしょうか。ちゃんとお金も入ってますね。投資CFはコンスタントに出していくんでしょうね。そういえば、BSの番組の中で、モウギュウニュウギュウの全国CMやってましたが、昔同じようなの日本で見たような。。王道狙い!?

 話は逸れますが、国営ペトロチャイナもCMの影響力に目覚め、最近CMに力を入れてるそうです。CMの権利って、オークションで決めてるんですね、初めて知りました。

 牛乳をパックに詰める工場は、最新式で、中で働いている人は「再春館製薬」の人達を思い浮かべていただければ。清潔感があって、好感度高いです。

 PERは18.18倍。
 今はもっと上がってるんでしょうね。要チェックです。

 PBRは3.68倍。
 なるほど。

 儲けは牛乳から85%、アイスクリームから14%、その他1%だそうです。アイスクリームって、ミルク味?ちょっと食べてみたい気が。。ネットで探せば見つかるんでしょうが、中国語できないもので。日本人の弱味、このへんで出ます。。
 また話がそれますが、かの有名なウォーレンバフェット氏は、株の売買を最小限に抑える代わりに、徹底した企業分析を行うため、その企業の社長よりその企業のことを把握しているとまで言われています。長期投資派の方は、アイスの銘柄と味まで要チェックです(半分冗談、半分本気)。

 最後にチャートですが、上場してから出来高は安定しており、株価は

 上げて下げて上げ

 の形で、ゆっくり右肩上がりであります。

 以上が本に書いてあったデータです。去年のデータですから、現時点でどうなっているのかは分かりません。「買い」タイミングも分かりません。でも、

 いい企業だな

って思いました。だって、こうして分析しているうちに、

 社長ってどんな人?
 ここの牛乳って、1パックいくらで売られてるの?
 どんな販売戦略取ってるの?
 ここの牛乳って、おいしいの?
 都会うけ、それとも田舎でもうけてるの?
 そもそも、中国の人ってもともと牛乳飲んでたの?
 中国の人って、アイスは冬でも食べるの?
 学校給食って、中国ではやってるの?さらにあるならここの牛乳?
 脂肪率3,5%?
 どこの牛使ってるの?
 中国人って、牛乳と狂牛病に対する間違った考え持ってたりしない?
 業界のシェアはどうなってるの?
 今後、牛乳業界って拡大する見込みはあるの?

などなど、モウギュウニュウギュウについてもっと知ってみたいなと思ったからです。

 まめっちの良い企業を見分ける目安は、

     その企業について、もっと知りたい!

っていう気持ちがわくかどうかです。だって、株って

     もっと知りたい→いいな〜→もっと買いたい→今の値段で買えず→じゃ、もっと高値で買おう→株価の上昇

だと思うんです。どこかで聞いたんですが、

     チャートの動きは心の動き

とありました。まさに的を得ていると思います。株価が上がるのも、下がるのも、何かが株を買う人の心を動かしているはずです。

 最後まで話しが逸れ続けてしまいました(^^;)。。以上です。

 *注意!

  まめっちは、ここの企業の株の買いを推進しているわけではありません。実際、まめっちは保有してないですし、「今」買いのタイミングなのかどうかも分かりません。確かにここのコーナーは「買ってみましょう」になっていますが、これは「中国株を実際に買ってみましょう」っていう意味ですから、要注意です。 
  
 *とりあえずモウギュウニュウギュウをもっと知りたい方の為に

  モウギュウニュウギュウのホームページです。トップページ右上の赤ちゃん、なんかレトロ調です。。同赤ちゃんが小脇にかかえているのが商品ですな。まめっちは他のページをよく見ておりませんが、アイスもあるかも。発見したら、ご報告を(^^)。

         モウギュウニュウギュウへの入り口
 

         次のページ「割安株を見つける」へ





ブログ アフィリエイト
株式投資情報
   
inserted by FC2 system