3.買ってみましょう
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売買タイミング(順張りと逆張り)

  企業分析や、テクニカル分析の手法を身につけたら、いざ買いに入ります。自分が

      「ここだ!」

と思ったところで、注文を入れます。

 ここでちょっと一息。自分は順張り派か逆張り派かチェックしてみましょう。

 私が「ここだ!」と思ったのは

    A 株価が上昇トレンドになっているから

    B 株価は下降トレンドだけど、そろそろ上昇トレンドに変わり  
      そうだから

 
 答えはA、Bどちらになったでしょうか。おおまかですが、

    Aが順張り派

    Bが逆張り派

ということになります。そして、またまたおおまかですが

    Aの方が、Bよりやりやすい

    Bの方が、Aより儲かる

    Aの方が、Bより安全

とまめっちは思います。なぜかといいますと

    Bの人は最も安い価格に一番乗りできるから一番儲かる

    Aの人は最も安い価格に対し、二番乗り、三番乗り、四番乗り
    となるから、Bの人より儲けが少なくなる

からです。

 じゃあ、

    Bの逆張り派でいった方が得やね

と考えたくなりますが、ここで注意です。Aの方がBより安全、すなわちBの方がAより危険ということです。なんせ、値段が下がり続けているものを買いに行くわけですから、もしトレンド転換の読みが外れていつまでも下げ基調だったら、その分損失が拡大するからです。
 まめっち的には、逆張りは

    トレンドを読みこなす優れた分析力を持ち
    細かい損切りをし、トータル利益を冷静に考えられる人

つまり、上級者向けの手法だと思います。例えば逆張りの失敗例としてナ○ワ金融道的に説明しますと

    また下がったか、でもそろそろ上昇やね
               ↓
    追加投資でナンピン買いしとかないと
               ↓
    また下がったか、もっかいナンピン買いしよ
               ↓
    もういいかげん上がるでしょ、あと一回買っとこう
               ↓
    全部金使ったから、もうナンピンできんな〜
               ↓
    おもむろに過去のニュースを確認
               ↓
    この会社、下手うっとったんかい!
               ↓
    いまさら売るのも馬鹿らし、このまま持っとこ
               ↓
    1年後〜株価は少し上昇
               ↓
    2年後〜株価はまたまた少し上昇
               ↓
    3年後〜株価がかなり上昇
               ↓
    やっぱあのとき買っといて良かった〜

というシナリオが考えられます。利益が出ているのだから、成功例?という考え方もできますが、ポイントは

    利益を得るのに3年かかった

というところです。「Time is money」といいますが、同じお金で、この期間にもっと利益が出せたと考えたら、失敗例といえるのではないでしょうか?

 ちなみに上のように株価が下がったまま保有された株を「塩漬け株」といいます。おいしくなる時もありますが、まずくなる時もあります。
 まめっちも塩漬け株持ってました。「おいしくな〜れ」と念じるもまずくなりかけたので売り払い、おいしそうな株を買いました。その株はとってもおいしくなりましたよ。

 ■ 逆張りチャート

 最近の下げから上げに転じた例として、ジーリーオート(銘柄コード175)のチャートを載せてみました。2週間で50%以上の上昇です。

    

 移動平均線が横ばいになったところを、株価が下から力強く突き上げております。グランビルの法則の一つです。
 もっとも、ジーリーオートに関する好意的なニュースがあったのも、価格上昇に火をつけたのでしょう。
 ついでにRSIも。

    

 実はまめっち順張り派のポリシーを捨てて12月末に逆張りを敢行したのですが、値下がりっぷりに大変不安になり途中でやめたのでした。あと少しやっときゃよかったな〜と悔やまれます。でも、逆張り中は本当に苦しかったんです。。心も技術もまだまだ未熟。早く逆張りできるようになりたいっす!

 結局わずか一ヶ月で、株価は2倍となりました。(´;ω;`)ウゥゥ


    

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