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売買タイミング(順張りと逆張り)
企業分析や、テクニカル分析の手法を身につけたら、いざ買いに入ります。自分が
「ここだ!」
と思ったところで、注文を入れます。
ここでちょっと一息。自分は順張り派か逆張り派かチェックしてみましょう。
私が「ここだ!」と思ったのは
A 株価が上昇トレンドになっているから
B 株価は下降トレンドだけど、そろそろ上昇トレンドに変わり
そうだから
答えはA、Bどちらになったでしょうか。おおまかですが、
Aが順張り派
Bが逆張り派
ということになります。そして、またまたおおまかですが
Aの方が、Bよりやりやすい
Bの方が、Aより儲かる
Aの方が、Bより安全
とまめっちは思います。なぜかといいますと
Bの人は最も安い価格に一番乗りできるから一番儲かる
Aの人は最も安い価格に対し、二番乗り、三番乗り、四番乗り
となるから、Bの人より儲けが少なくなる
からです。
じゃあ、
Bの逆張り派でいった方が得やね
と考えたくなりますが、ここで注意です。Aの方がBより安全、すなわちBの方がAより危険ということです。なんせ、値段が下がり続けているものを買いに行くわけですから、もしトレンド転換の読みが外れていつまでも下げ基調だったら、その分損失が拡大するからです。
まめっち的には、逆張りは
トレンドを読みこなす優れた分析力を持ち
細かい損切りをし、トータル利益を冷静に考えられる人
つまり、上級者向けの手法だと思います。例えば逆張りの失敗例としてナ○ワ金融道的に説明しますと
また下がったか、でもそろそろ上昇やね
↓
追加投資でナンピン買いしとかないと
↓
また下がったか、もっかいナンピン買いしよ
↓
もういいかげん上がるでしょ、あと一回買っとこう
↓
全部金使ったから、もうナンピンできんな〜
↓
おもむろに過去のニュースを確認
↓
この会社、下手うっとったんかい!
↓
いまさら売るのも馬鹿らし、このまま持っとこ
↓
1年後〜株価は少し上昇
↓
2年後〜株価はまたまた少し上昇
↓
3年後〜株価がかなり上昇
↓
やっぱあのとき買っといて良かった〜
というシナリオが考えられます。利益が出ているのだから、成功例?という考え方もできますが、ポイントは
利益を得るのに3年かかった
というところです。「Time is money」といいますが、同じお金で、この期間にもっと利益が出せたと考えたら、失敗例といえるのではないでしょうか?
ちなみに上のように株価が下がったまま保有された株を「塩漬け株」といいます。おいしくなる時もありますが、まずくなる時もあります。
まめっちも塩漬け株持ってました。「おいしくな〜れ」と念じるもまずくなりかけたので売り払い、おいしそうな株を買いました。その株はとってもおいしくなりましたよ。
■ 逆張りチャート
最近の下げから上げに転じた例として、ジーリーオート(銘柄コード175)のチャートを載せてみました。2週間で50%以上の上昇です。
移動平均線が横ばいになったところを、株価が下から力強く突き上げております。グランビルの法則の一つです。
もっとも、ジーリーオートに関する好意的なニュースがあったのも、価格上昇に火をつけたのでしょう。
ついでにRSIも。
実はまめっち順張り派のポリシーを捨てて12月末に逆張りを敢行したのですが、値下がりっぷりに大変不安になり途中でやめたのでした。あと少しやっときゃよかったな〜と悔やまれます。でも、逆張り中は本当に苦しかったんです。。心も技術もまだまだ未熟。早く逆張りできるようになりたいっす!
結局わずか一ヶ月で、株価は2倍となりました。(´;ω;`)ウゥゥ
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